関節の緩ませオプション
各部関節を緩ませることができるオプションをご利用いただけるようになりました。このオプションってなんであるの?というご質問が多いのですが、私的にはベットの上で寝かせた状態で使用することが多いお客様向けのオプションであると考えています。添い寝をさせている時に関節が硬かったら…色々動かしているうちに目が覚めちゃいますね(^-^; ベットの上から動かさないという環境であれば関節を緩めた方が利便性は上がると思います。
上記は完全に緩めることを前提としたお話なのですが、もう一つの少し緩めるの場合はというと、こちらはドールを2~3カ月使用した後の関節のような、多少動かしやすくなった状態まで関節を緩めるというものです。
そもそも関節はこのようなオプションを使用しなくても徐々に緩んでいき最終的にはグリップを失います。(関節が緩いとできないことがでてくるんですよね)なので、お客様の使用用途に合わせてオプションの追加をご検討ください。
またこのオプションはカスタマイズも可能です。上半身だけ少し緩め、完全緩め、緩め無しや上半身は完全緩め、下半身は少し緩め…など。カスタマイズに完全緩めが含まれる場合は有料となります。
少し緩める(無料):ガチガチに硬い状態の関節ではなく多少動かしやすいくらいまで関節を緩めます。
完全に緩める(有料):首と腰以外の関節を完全に緩めます。(首と腰の関節は緩めると製造ができないとのことです)
メリット:(少し緩め)ドールを動かしやすくなります。(完全緩め)寝かせた状態ならば楽に体勢を変えたりすることが可能になります。
デメリット:(少し緩め)立たせられる期間やポーズをとらせる期間が短くなる可能性がございます(完全緩め)立たせたりポーズをとったりすることがほぼできなくなります。
少し緩めの方ではデメリットはあまりありませんがご使用の環境・状況によっては関節の寿命が短くなる可能性があるのでその点は注意が必要です。ガチガチの状態ですと無理に動かしてしまって関節が壊れたり、外れたりするケースもないわけではないのでケースバイケースですね。私は一度無理に動かしてしまってドールの関節を痛めてしまいその後グリップがなくなってしまったという経験をしております。ご自分でせっかちな性格であったり、大雑把な性格だと自覚のある方の場合は少し緩めを選択肢に入れられても良いかもしれません。
関節を動かすときは関節の可動範囲を確認しながらゆっくりと、できるだけてこの原理に倣い①関節の位置に近いところを抑えながら(作用点、支点)➁動かす関節から離れた場所を持ち(力点)③可動をさせるように心がけましょう。関節に負担のかかり辛い動かし方をしてあげると動かすのが少しだけですが楽になりますよ。(少し緩め動画での工場スタッフの関節の動かし方に注目してみて下さい。腕は微妙ですけど、足の方はしっかりと上記①~③のポイントを抑えて動かしています。)
関節の可動範囲については 👉こちら👈
関節-少し緩め
関節-少し緩め
これから先もオプションが追加されたり、改善されたりがあると思いますが若いブランドですので温かい目で見守っていただけると幸いです。Elsababeはユーザー様の意見を積極的に取り込んでいますので、” こういうのが欲しい ” というご意見がありましたら是非お聞かせください。
どうぞよろしくお願いいたします。